宮原が自己ベストで2位発進!三原が3位、GPデビューの紀平5位 NHK杯女子SP

[ 2018年11月9日 17:41 ]

<フィギュアNHK杯第1日>女子SPの演技をする宮原知子(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯第1日が9日に行われた。NHK杯で3年ぶり2度目の優勝とGPファイナル(12月、カナダ・バンクーバー)の出場を目指す宮原知子(20=関大)がショートプログラム(SP)に出場。自己ベストとなる76・08点で2位と好位置でスタートした。三原舞依(19=シスメックス)が70・38点で3位、GPデビュー戦となる紀平梨花(16=関大KFSC)が69・59点で5位につけた。

 首位は76・17点のエリザベータ・トゥクタミシェワ(21=ロシア)。10日に同フリーが行われる。

 宮原は完璧な演技を披露し、スケートアメリカでマークした73・86点を更新。「さらに点数を伸ばすことができて嬉しい」と演技を振り返った。

 最終滑走の三原は、ルッツ―トーループの連続3回転、ダブルアクセルと後半の3回転フリップですべて着氷。「NHKは憧れの舞台だったので、幸せな空間だったなと思った。ジャンプだけでなくスピンやステップと表現の面でも今までやってきたことを出そうと思って滑った」とコメント。

 GPデビュー戦の紀平は注目が集まった冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒したが、その後は立て直してフリップとトーループの連続3回転を決め、両手を上げる3回転ルッツも成功した。

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