千賀ノ浦部屋 旧貴乃花部屋の関係者が移籍してから初めて力士勢ぞろいで稽古

[ 2018年10月30日 21:21 ]

 大相撲の千賀ノ浦部屋は30日、福岡県糟屋郡篠栗で、旧貴乃花部屋の関係者が移籍してから初めて力士勢ぞろいで稽古を行った。九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)に向けて始動し、師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)は「きょうは軽めでしたけど、あすからどんどんやっていく。これまで関取が(隆の勝)1人しかいなかったから助かる。活気が違う」と鼻息を荒くした。

 これまで、稽古相手を求めて出稽古中心に場所前の調整を続けてきた前頭・隆の勝。昨年は千賀ノ浦部屋の土俵は2度しか上がらなかったという。この日は移籍組の小結・貴景勝や貴公俊らと相撲を取った。たっぷり汗を流し、「出稽古でやってきたことが毎日できる。本当にうれしい。新鮮ですね」と笑顔。環境に変化が生まれ不慣れな場面もあったようだが、「あしたからめちゃめちゃ稽古する」と気合をにじませた。

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2018年10月30日のニュース