男子団体銅、内村航平「半々」の満足感 東京五輪へ「何か工夫していかないと」

[ 2018年10月30日 02:47 ]

体操・世界選手権第5日 ( 2018年10月29日    カタール・ドーハ )

世界体操選手権第5日 男子団体3位となり会見に臨んだ(左から)萱、谷川、内村、田中、白井
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 男子団体総合決勝が行われ、日本は253・744点で銅メダルとなり、連覇を逃した。メダル獲得で20年東京五輪の出場枠を得られるため、開催国枠を除き全競技を通じて第1号となる東京切符はゲット。中国が金メダル、ロシアが銀メダルを獲得した。

 右足首を痛めて床運動、跳馬を除く4種目の起用にとどまった内村航平(29=リンガーハット)は、存在感を見せつけた。予選で落下した1種目目のあん馬はトップバッターを務めて好演技を披露。「あん馬の前は、命を懸けるくらいの気持ちだった」。いい流れを作ると、つり輪でも着地をピタリ。「つり輪が一番いい着地だった。痛いのは分かっていたので、痛くても止めてやろうと思った」。平行棒と鉄棒でも大きなミスなく役目は果たした。

 もちろん、金メダルを目指していただけに、銅メダルには心の底から喜べない。「最低限3位を守り切って、東京五輪の資格を取れた。(満足感は)半々ですね」。世界選手権では既に日本人最多となっているメダル数は、節目の「20」に到達した。08年北京五輪から代表に入っている内村にとっては、世界大会で初めての団体銅メダルとなる。「新しい色のメダルが増えたのは、うれしく思う」と少し笑った。

 来年のシュツットガルト世界選手権、そして最大目標の東京五輪へ中国、ロシアとの戦いは続く。「5人それぞれがいろんなことを思ってやっていくことで、金メダルを取るための道筋が見えてくる。点を取るために何かを工夫していかないといけないかな」。体操ニッポンが、世界の頂へ再びアタックする。

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