貴景勝 新部屋に全て前向き、元貴親方へ関脇昇進で「恩返し」

[ 2018年10月30日 05:30 ]

移籍した千賀ノ浦部屋の看板を持つ貴景勝
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は29日、九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の新番付を発表し、秋場所で三役初勝ち越しを果たした貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)は西小結から東小結となった。師匠だった元貴乃花親方(元横綱)の退職に伴い、今月1日付で千賀ノ浦部屋に移籍。環境が変わったことをプラスに捉え、大関獲りの足がかりとなる関脇昇進を目指す。

 部屋が替わっても、戸惑いはない。三役の座を守った貴景勝は、秋巡業を終えて前日28日に合流したばかりの福岡県篠栗町の千賀ノ浦部屋宿舎で会見し、「移籍して1カ月弱。マイナスに考えることは一つもない。(同部屋となった)隆の勝関とやれるのもプラス。新しい部屋で頑張れるのもプラス」と全てを前向きに捉えた。

 4場所ぶりに小結に復帰した秋場所は終盤の6連勝で9勝とし、三役2場所目で初めて勝ち越した。御嶽海、逸ノ城の両関脇が勝ち越したため関脇昇進はならなかったが、その分、目標は明確になった。「まずは関脇に上がりたい。次(大関)は関脇になった者だけが言えること」。さらなる高みを目指すため、目の前の壁を乗り越えることを強調した。

 初土俵から所要20場所での新三役昇進は元貴乃花親方の現役時代と同じだった。その元師匠は所要30場所で大関に昇進した。貴景勝は今場所が26場所目。「土俵で活躍することが(元貴乃花親方への)何よりの恩返しになる」。そのためには、今場所も勝ち越して先につなげるしかない。

 かつて貴乃花部屋の部屋付きだった千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)は「当たってから突き放した後、また頭で当たっていけるのが強み」と相撲内容を高く評価している。たゆまぬ努力で番付を上げてきた22歳は、鍛錬を続けることで2人の師匠の期待に応えていく。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2018年10月30日のニュース