テニス楽天ジャパンOPの舞台裏〜錦織のプレーも調子もリアルタイムで丸裸

[ 2018年10月7日 14:49 ]

各種データが見られる大会公式サイト
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 準々決勝で錦織圭は「今日はリターンが凄くよかった」と言い、準決勝では「サーブがよかった」と振り返った。では何がどう普段と違ったのだろうか。試合を観戦中のファンでもそのヒントが得られるようなゲーム分析サービスが、今大会は公式サイトで提供されている。

 楽天ジャパン・オープンでは昨年から公式サイトやSNSでの情報発信に力を入れ始めた。今年はさらに進化させ、ツアーとスペインのデータ提供会社「Foxtenn」のデータを活用したライブスタッツとゲーム分析サービスを始めた。テニス協会の事業推進委員を務める川名正憲氏は「ファンが独自に分析し、みんなが評論家になれるデータを提供したい」と狙いを語った。

 公式サイトをのぞいてみると決定打や凡ミスの数だけでなく、サーブの着弾点やリターン位置、ボールがネットを越えた高さなどが一目瞭然。試合の経過ともにその数字は刻々と変化していく。2018年の平均値と比較することで、普段の試合と比べて調子の良し悪しも判断できる。試合中、試合後も楽しめるデータとなっている。

 それを単に数字で見せるだけでなく、いかにビジュアル化して分かりやすくするかにも工夫を凝らした。「錦織は知っていてもメドベージェフって誰だ?という人もいるはず」とプロフィールページも日本語版を用意。新たなサービスであるため、大会中も日々改良を加えながら、表示される項目も新たに追加してきた。

 連日満員のファンが訪れ、迫力あるプレーに歓声を挙げてきた今大会。ポイントごとに一喜一憂するのはスポーツ観戦の醍醐味でもある。最近はそれに加えてデータを活用し、試合を可視化して楽しむ観戦術も多くのスポーツで定着しつつある。川名氏は来年はアプリ化なども視野に入れているという。ファンにとっても大会を楽しむ方法がますます増えていきそうだ。

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