錦織 決勝で“格下”世界32位に完敗、2年8カ月ぶりツアーVならず

[ 2018年10月7日 16:46 ]

男子テニス 楽天ジャパン・オープン最終日 男子シングルス決勝   錦織0―2メドベージェフ ( 2018年10月7日    調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ )

<楽天ジャパンオープンテニス最終日 錦織圭・メドベージェフ>優勝したメドベージェフ(右)と準優勝の錦織圭(撮影・小海途 良幹)
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 男子テニスの楽天ジャパン・オープン最終日は7日、東京都調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、シングルス決勝で世界ランキング12位で第3シードの錦織圭(28=日清食品)は同32位で予選から勝ち上がってきたダニル・メドベージェフ(22=ロシア)に2―6、4―6のストレートで敗れ、16年2月のメンフィス・オープン以来のツアー優勝はならなかった。メドベージェフは初優勝。

 試合はメドベージェフのサーブからスタート。互いにサービスキープで迎えた第4ゲームで、メドベージェフが錦織のサービスゲームをブレイクしてゲームカウント3―1とリード。さらに第8ゲームでも、メドベージェフがブレイクに成功して第1セットを6―2で先取した。

 第2セットは、サービスキープが続いたが、第10ゲームでメドベージェフがブレイク。ゲームカウント6―4で第2セットも取って初優勝を決めた。

 錦織にとっては、準優勝した4月のマスターズ・モンテカルロ大会以来の決勝の舞台となったが、今年1月に初優勝するなど今季ツアー2勝を挙げ、世界ランク最高位を更新中で勢いに乗るメドベージェフに完敗した形となった。

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