中田ジャパン、フルセットの死闘制す ドミニカ下し3次L進出圏内の3位を死守

[ 2018年10月7日 22:03 ]

バレーボール女子世界選手権 2次リーグ   日本3―2ドミニカ共和国 ( 2018年10月7日    日本ガイシホール )

ドミニカ共和国に勝利し、喜ぶ日本
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 バレーボール女子の世界選手権は7日、各地で2次リーグが行われ、中田久美監督率いる世界ランキング6位の日本は同9位のドミニカ共和国と対戦。25―17、28―26、22―25、25―27、15―11のフルセットで勝利。苦しみながらも2次リーグ初戦を制した。

 第1セットは序盤から点の取り合いに。途中、古賀の活躍もあって6連続得点を決めると、流れは一気に日本へ。25―17で第1セットを奪った。

 第2セットは序盤からドミニカ共和国が優勢も、徐々に日本が追い上げる。中盤は一進一退の攻防が続き、デュースにまでもつれ込むが、黒後のスパイクが次々と決まり28―26で接戦をものにした。

 第3セットは流れに乗り切れず22―25で落とすと、続く第4セットはデュースに突入しながら25―27で競り負ける重苦しい展開に。勝負はフルセットへともつれ込んだ。

 第5セットは日本が序盤からリードする展開。粘るドミニカを振り切って勝利をものにした。

 日本は6戦を終えて5勝1敗とし、勝ち点はフルセット勝ちの2を加え「15」に伸ばした。勝ち点18のセルビア、17のオランダに次いで3位につけている。4位は勝ち点13のブラジル。

 2次リーグはD組から勝ち上がった4チームと戦う。1次リーグの成績を持ち越し、8チーム中、成績上位3チームが3次リーグへ進む。日本の次戦は10月8日、相手は世界ランク13位のプエルトリコ。

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