高橋大輔 77・28点で首位発進「とりあえず終わったという感じです」もスコアに一定の満足感

[ 2018年10月7日 16:26 ]

<2018近畿フィギュアスケート選手権男子SP>気迫あふれる滑りで77点台をマークした高橋大輔(撮影・長久保豊)
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 2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダルの高橋大輔(32=関大KFSC)が7日、現役復帰戦となる近畿選手権(兵庫県・尼崎スポーツの森)のショートプログラムに出場し、77・28点で首位発進をした。2位は中村優で71・99点。8日にフリーが行われる。

 3度のジャンプを全て着氷させた。3回転の連続ジャンプも、2つ目が回転部不足を取られたものスムーズな動き。8月に左足内転筋の肉離れを発症し、調整が遅れたが、大きなミスなく復帰戦を滑り終えた。

 「とりあえず終わったという感じです。ジャンプも全部詰まりましたし、スピンもガクガクでしたし、ステップも思うように動かなかったということもあって、その中でも大きいミスなくできて良かったです」

 スコアについては「思ったより高いかな」と一定の満足感を得ていた。

 例年入場無料の大会が、有料2000円の前売り販売になった。当日、ファンが殺到するのを避けるための措置だったが、この日の会場周りには「チケットを譲ってください」という文字を掲げた女性ファンが目立った。2014年ソチ五輪以来の試合で、変わらぬ人気を印象付けた。

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