大迫傑 日本新「非常にうれしい」ラストスパートで初の2時間5分台「最後の1マイルでいける」

[ 2018年10月8日 00:15 ]

シカゴマラソンで2時間5分50秒(速報値)の日本新記録で3位に入った大迫傑
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 世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つ「シカゴ・マラソン」は7日に行われ、男子は昨年12月の福岡国際マラソン3位の大迫傑(27=ナイキ)が2時間5分50秒(速報値)で3位に入り、日本新記録を樹立した。設楽悠太(26=Honda)が今年2月の東京マラソンでマークした2時間6分11秒を21秒上回り、初の2時間5分台。日本実業団連合による報奨金1億円を獲得した。

 レース後、大迫は「非常にうれしい」と喜び。「過酷な気象条件でタイムが出るか分からなかった」としながらも「最後の1マイルでいけると思った」と振り返った。40キロ通過は3位と2秒差の4位だったが、ラストスパートで3位に。4位に7秒差をつける激走で、シカゴ・マラソン日本男子の表彰台は2004年大会3位の高岡寿成以来14年ぶりの快挙となった。

 マラソン挑戦は3度目。「トップには立てなかったので、まだまだだが、今後に期待してほしい」と先を見据えた。

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2018年10月7日のニュース