体操女子の代表候補合宿、宮川不参加でスタート

[ 2018年8月27日 18:28 ]

体操の宮川紗江
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 体操女子の世界選手権(10〜11月、カタール・ドーハ)の代表候補合宿が27日、宮川紗江(18)不在で始まった。

 宮川が師事してきた元コーチの速見佑斗氏(34)が、宮川への暴力行為で日本協会から今月13日付で無期限の登録抹消処分を受けた。宮川は21日に直筆の文書を発表。「パワハラされたと感じていません」などとし、指導継続を希望するとともに、処分への疑義を表明した。練習に集中できない状態が続いており、代表候補合宿への参加を見送った。

 日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)は、「(暴力)疑惑と書いているところもあったが、暴力があったのは事実。合宿には欠席届が出ている。世界選手権がどうこうという話にはなっていない」とした。

 世界選手権の代表枠は5で、5月のNHK杯の上位6人が代表候補に。ドーハ入り後、強化本部が状態を見極めてメンバーを5人に絞り込むが、宮川は候補から辞退する可能性も浮上。29日に宮川は都内で会見を行う。

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2018年8月27日のニュース