イケメンハードラー安部孝駿 男子400障害で銅「悔しい気持ちはあるが、やることをやった気持ちも」

[ 2018年8月27日 22:33 ]

男子400メートル障害で3位となり、日の丸を掲げる安部孝駿
Photo By 共同

 ジャカルタ・アジア大会の陸上男子400メートル障害決勝が27日にあり、安部孝駿(26=デサント)が49秒12で銅メダルを手にした。

 世界歴代2位の46秒98を今季出しているアブデラーマン・サンバ(カタール)に序盤は食らいついた。しかし、徐々に離され、最後の台を飛び終えた後にインド選手の急襲を受けた。

 「銀メダルを狙っていたので悔しい気持ちはあるが、やることをやった気持ちもある」

 前を向きながらも、サンバに太刀打ちができなかったことも痛感。「今のレベルでは戦えない」と、現実を受け止めた。

 1メートル92の長身で、長髪を後ろに一つに束ねている。TOKIO長瀬智也似のワイルドハードラーは、前日の準決勝の後、地元の子どもたちからサイン攻めに遭い、それに丁寧に応じていた。

 現地入り後、こういう状況がたびたび訪れているという。「なぜか分からないですが、けっこう多いです」。イケメンかつ、迫力ある走りゆえに人気が出たのかもしれない。48秒68の自己記録を更新し、世界に近づけば、安部の存在はもっと注目されることになる。

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2018年8月27日のニュース