御嶽海、大関獲りへ自然体 目標は「勝ち越し。それから2ケタ」

[ 2018年8月27日 12:31 ]

会見を終え、部屋の外で体を伸ばす御嶽海
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 日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月9日初日・両国国技館)の新番付を発表した。7月の名古屋場所で13勝2敗の成績で初優勝した関脇・御嶽海(25=出羽海部屋)が西から東に就いた。三役は10場所連続。

 今場所で初の大関獲りに挑む御嶽海は27日、都内墨田区の所属部屋で会見。大関昇進への自信に「はい」と答えた半面、目標には「勝ち越し。それから2ケタ。これまで通り」と自然体の延長線上に新たな地位が見えている心境を表現した。

 夏巡業でやり残したことを質問されると「おいしいものがあんまり食べられなかった。しっかりリサーチしたい」とジョーク。気負いもない。

 以前から稽古量の少なさを心配する声がありながらも、自分のペースを貫いて初優勝した自負がある。

 「体も精神的にも余裕を持っている。自然体でいければいい。今の感じでやって、それで失敗したら考える。稽古したものが上に上がるのは、(一般的に)そうだとは思う。それを覆したい。いけるところまでいく」

 大勢昇進の一つの目安とされる直近3場所計33勝へは、あと11勝。注目が集まる今場所もこれまで通りの御嶽海流で挑む。

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2018年8月27日のニュース