奈紗 首位と1差2位浮上!米2勝目視界「悔いなくプレーを」

[ 2018年8月27日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー カナダ太平洋女子オープン第3日 ( 2018年8月25日    カナダ・ワスカナCC )

カナダ女子ゴルフ第3ラウンド、3番でティーショットを放つ畑岡奈紗。通算13アンダーで2位
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 4位から出た畑岡奈紗(19=森ビル)は6バーディー、3ボギーの69をマークし、通算13アンダー、203で首位と1打差の2位につけた。米ツアー2勝目を懸け、26日の最終ラウンドは最終組で回る。野村敏京(25=Q CELLS)は75とスコアを落とし、通算2アンダーの55位。ブルック・ヘンダーソン(20=カナダ)が14アンダーで首位に立った。

 後半のインに入ってから、畑岡の猛チャージが始まった。10番からの7ホールで5つのバーディーを奪取。ショット、パットともに高い精度を保ってスコアを伸ばし続け「調子が良くなって、どんどん攻めていけた」と笑みを浮かべた。

 10番で7メートルのバーディーパットを沈め「自信を持ってストロークできるようになった」とスイッチが入った。12番パー5は2オンに成功し、難なくバーディー。パー3の15番も1・5メートルにつけるなど、球をピンに絡めていった。

 最終18番をボギーとしたが、首位と1打差の好位置につけた。狙うは6月のアーカンソー選手権に続く米ツアー2勝目。最終日は地元カナダのヘンダーソンらと最終組で回る。アウェーの雰囲気も予想されるが、「日に日に調子も良くなってきている。雨対策、風対策をして、悔いのないプレーをしたい」と、落ち着いた口調で意欲をのぞかせた。

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2018年8月27日のニュース