大露羅、史上最重量更新292・6キロ!18年で100キロ増「名前が永遠に残れば」

[ 2018年8月27日 12:16 ]

体重測定で史上最重量の記録を更新した大露羅
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 日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で健康診断を行い、ロシア出身で西序二段12枚目の大露羅(35=山響部屋)が体重測定で292・6キロを記録し、史上最重量だった小錦の285キロ(1996年2月計測)を超えた昨年の288キロをさらに上回った。史上最重量力士となった。健康診断を終えると「もっといっていると思った。自分は運動して(体重を)気にしてこれだから」と感想を語った。

 2000年の入門時の体重は190キロ。18年かけて100キロ以上増えた。昨年は計測前夜におにぎりを1個食べて記録更新となったが、今回は「検査があるのを思い出して、(午前)2時半ごろに起きて、おにぎり1個じゃなくて2個食べた」という。どれぐらいの大きさのおにぎりなのかは不明だが、増量の一因にはなったようだ。

 入門時の師匠だった北の湖親方(元横綱、故人)からは「小錦関を超えろ。何でも一番になれ」と言われたことがあったという。既に昨年、最重量力士になっていたが、さらなる増量で300キロの大台も視野に入ってきた。「横綱とか強い人は(相撲に)勝って楽しいかもしれないが、自分は体重でいっちゃったから。(記録更新は)楽しい。名前が永遠に残ればいい」と胸を張っていた。

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2018年8月27日のニュース