ソフトボール日本、アジア大会初の5連覇!エース上野が圧巻投球 4番・山本4打点

[ 2018年8月24日 18:10 ]

ジャカルタ・アジア大会第7日 ソフトボール決勝   日本7―0台湾 ( 2018年8月24日 )

台湾に勝利し優勝を決め、客席の歓声に応える上野(左から2人目)ら日本チーム
Photo By 共同

 ジャカルタ・アジア大会第7日はソフトボールの決勝が行われ、日本は台湾に7―0(5回コールド)で完勝。大会史上初となる5連覇を達成した。先発の上野が3回無失点の好投でチームを優勝に導いた。

 前回仁川大会と同じ顔合わせとなった決勝戦。日本の先発は開会式で日本選手団の旗手も務めたエース・上野。今大会、チームは若手を中心に起用し選手層の底上げを図っており、上野がマウンドに上がるのは1次リーグの韓国戦(4回1安打無失点)以来、今大会2度目となった。

 その上野は打たせて取る巧みな投球で台湾打線を翻ろう。3回には1死一塁から完ぺきなフィールディングで投ゴロ併殺を奪うなど、3回1安打無失点の貫禄の投球だった。4回からは2番手の藤田が2イニングをピシャリと無失点に抑えた。

 打線は初回1死一、二塁から4番・山本が中前へ適時打を放ち、あっさりと先制。さらに5番・洲鎌が2点適時二塁打で続いて初回から3点を挙げた。2回にも山本の2試合連続となる3ランなどで4点を追加して序盤で大量リードを奪った。

 ▼上野由岐子の話 (5連覇を)達成できてうれしい。過去の大会よりも大量得点の試合が増え、楽な試合が多かった。監督は若い選手をたくさん使っていた。各選手はどういうアピールができたかを反省して次につなげてほしい。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月24日のニュース