山田が銅!テコンドー女子唯一のメダルにも「もっと上行けた」

[ 2018年8月24日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会第6日 ( 2018年8月23日 )

アジア大会テコンドー女子49キロ級で銅メダルを獲得した山田は表彰台で満面の笑み(撮影・小海途 良幹)
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 テコンドー女子49キロ級の山田美諭(みゆ、24=城北信用金庫)は準決勝でウズベキスタン選手に11―14で敗れ、3位となり銅メダルが確定した。今大会のこの競技の女子唯一のメダルで、14年57キロ級銀メダルの浜田真由に続き日本勢4人目。ハイレベルなアジアで表彰台に上がり、東京五輪へ弾みをつけた。

 美しい格闘家にふさわしいタイトルだ。山田が今大会のテコンドー女子で唯一のメダルとなる銅を獲得した。初戦で17年世界選手権2位のキムトゥエン(ベトナム)を撃破するなど快進撃を続け、日本勢としては史上4人目のメダルを手にした。

 「公式大会ではいつも5位止まりだった。素直にメダルはうれしいけど、もっと上に行けたという気持ちが大きくて」

 切れ長の目を下に向けながら、準決勝を振り返った。声が沈んだのは、格下と思われたマンノポワ(ウズベキスタン)に敗れたから。2―3で迎えた最終ラウンド。崩せずに強引に攻めたところで、カウンターの蹴りをもらう失点が続いた。「持ち味は攻撃だけど失点が多い。攻防一体になることが課題」という“弱点”が出て決勝進出を逃した。

 16年リオデジャネイロ五輪は右膝じん帯を痛めて出場切符を逃した。その大舞台で「同学年で仲がいい」という57キロ級の浜田真由が8強に入った。1年半に及ぶ故障離脱の間、「引退しようか悩んだ」というのは本音。ただ、「(浜田は)代表1人で五輪に出て心細かったと思う。東京では仲間がいれば気持ちが違うはず」という思いもあり、東京五輪へかじを切った。

 籍を置く城北信用金庫の支援で、今季は海外試合を増やした。その結果、空手仕込みの強いフィジカルを持つ24歳は「試合慣れした」と心も成長を続ける。美しくて強いヒロイン候補は、2年後に向けて話題を呼びそうだ。

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