片山、ツアー復帰も不安的中118位 今季自己ワースト発進

[ 2018年8月24日 05:30 ]

男子ゴルフツアー RIZAP・KBCオーガスタ第1日 ( 2018年8月23日    福岡県 芥屋GC=7151ヤード、パー72 )

第1日、18番でアプローチショットを放つ片山晋呉。4オーバーで118位と出遅れた
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 約3カ月ぶりにツアーに復帰した片山晋呉(45=イーグルポイントGC)は、4オーバーの76とスコアを落とし118位と大きく出遅れた。金庚泰(31=韓国)が7アンダー65と伸ばし単独首位に立っている。昨年優勝の池田勇太(32=フリー)は4アンダー68で12位。2年ぶり出場の石川遼(26=CASIO)は2アンダー70で32位につけている。

 不安が的中した。出だしの10番。片山は第1打を左林に曲げ、1メートルのパットを外しダブルボギーを叩いた。その後もショット、パットともにいまひとつでスコアをまとめ切れなかった。

 「こんなものでしょう。自分に期待していませんでしたから」。プロアマ戦で招待客に不愉快な思いをさせたとして厳重注意処分を受けツアー出場を自粛。その期間中はあいさつ回りなどに追われ満足に練習もできなかった。「ワイシャツにネクタイを締めて、いつもとは違う服で過ごすことが多かった」。十分にコンディションを整えられず、クラブのシャフトをスチールから負担の少ないカーボンに替えたが、結果はついてこなかった。初日118位は今季自己ワースト発進。「(悪い原因は)分かってますから。少しずつでしょう」と静かに前を見据えた。

 ▼1位金庚泰 こっちに来て首を痛めて、ひどいショットの中でもこのスコアが出るんだというプレーだった。(8バーディー、1ボギーの65)

 ▼12位池田勇太 上は伸ばしているし、(今日の出来は)中の上くらいかな。ただ、悪くないホールアウトだったと思う。(1イーグル、4バーディー、2ボギーの68)

 ▼32位石川遼 2アンダーで回れたというのは自分の状態が悪くないという証拠。(出だしの10番でダブルボギーも2アンダーの70)

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2018年8月24日のニュース