東京パラリンピックのチケット概要発表 最高額入場券は水泳と車いすバスケットボール

[ 2018年8月24日 18:41 ]

パラリンピックのチケット発表会見に出席した車いすラグビーの池崎大輔(右)とパワーリフティングの西崎哲男
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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、パラリンピック(20年8月25日〜9月6日)のチケット概要を発表した。価格帯は開閉会式が8000円〜15万円、競技が900円〜7000円。7000円の最高額入場券は水泳と車いすバスケットボールとなった。

 既に発表されている五輪の入場券は開閉会式が1万2000円〜30万円、競技が2500円〜13万円となっている。

 一般チケットのほかに、学校や自治体単位で購入する「学校連携プログラム」と、子ども、高齢者、障がい者を含む家族などを対象とした「グループ向け」の低価格帯の企画チケットも用意する。また、車いすユーザー向けチケット、飲食サービスなどが付いた「ホスピタリティプログラム」も設定される。

 19年夏に公式サイトで販売開始となる。購入には「TOKYO 2020 ID」登録が必要。20年には直接購入できる販売窓口が都内を中心に設けられる予定。

 開幕まで2年。都内で会見に出席した車いすラグビーの池崎大輔(三菱商事)は「多くの国民の皆様に足を運んでいただきたい。ウィルチェアーラグビーは金メダルを目指している。パラスポーツの魅力を発信して次世代につなげたい」と意気込みを語った。パワーリフティングの西崎哲男(乃村工芸社)は「13年に開催が決まって、子どもに格好いい姿を会場で見せたいと思って競技を始めた。家族はもちろん、パラスポーツに興味のない人にも見に来てほしい。声援や応援を力に変えて、喜びと感動を共有したい」と語った。

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2018年8月24日のニュース