サンウルブズ 過去最多63得点で18年初勝利

[ 2018年5月12日 13:59 ]

スーパーラグビー(SR)第13節   サンウルブズ63―28レッズ ( 2018年5月12日    秩父宮ラグビー場 )

<サンウルブズ・レッズ>前半、トライを決め、流(左)と抱き合うパーカー
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 サンウルブズはレッズ(オーストラリア)と対戦し、63―28で今季初勝利を挙げた。開幕からの連敗は9でストップ。SR参入3年目で最も遅いシーズン初勝利となったが、オーストラリア勢からの勝利も初。63得点も3年目で過去最多得点。今季国内最終戦でようやく待望の白星をファンに届けた。

 前半序盤はSOパーカーが4本のPGを次々と決め、2トライを奪われながらも12―14で終盤へ。同29分、サンウルブズはロックのハッティングのチーム初トライで逆転に成功すると、3分後には自陣10メートルラインのラインアウトからキックを交えた攻撃で前進し、最後はパーカーがインゴールに飛び込み2トライ目。さらに終了間際にパーカーがPGを加え、前半を29―14で折り返した。

 後半も試合はサンウルブズのペース。開始2分でパーカーがこの試合6本目のPGを決めて相手にプレッシャーを掛ける。同13分には相手陣10メートルラインからのラインアウトからボールをつなぎ、最後はWTBサウマキがチーム3トライ目。その後は一進一退の攻防が続いたが、同37、40分とサウマキが連続トライを挙げて勝負を決めた。

 トップ5入りを目標に掲げた今季だが、1年目、2年目以上に苦戦。ようやくの快勝に、1万人以上の観客が詰めかけた秩父宮ラグビー場のスタンドも沸きに沸いた。

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2018年5月12日のニュース