桐生、100M今季初戦は10秒26で9位 好スタートも伸ばせず

[ 2018年5月12日 21:59 ]

男子100メートル 10秒26で最下位の9位だった桐生祥秀(中央)
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 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(22=日本生命)が12日、100メートルの今季初戦となるダイヤモンドリーグ上海大会に出場。10秒26で9位に終わった。

 雨が降る悪条件の中でのレース。7レーンの桐生は好スタートを決めたが、伸ばせず失速。出場選手中最下位の9位でゴールした。

 9レーンのリース・プレスコッド(22=英国)が10秒04で優勝。実力者のジャスティン・ガトリン(36=米国)は7位、アンドレ・ドグラス(23=カナダ)は8位に沈んだ。

 桐生は昨年9月に行われた日本学生対校選手権男子100メートルで9秒98を記録。伊東浩司氏の持つ10秒00の日本記録を19年ぶりに更新し、日本人で初めて10秒の壁を突破した。

 ▼桐生 こういう高いレベルの中で走れてよかった。すがすがしくはないけど、いつもと違うレースができたと思う。最下位だったけど、得られたものの方が多かった。ここから(タイムを)上げていきたい。

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