栃ノ心、優勝額の出来映えにニンマリ「気合が入る」 鶴竜は平常心を強調

[ 2018年5月12日 11:43 ]

優勝額の前で握手する春場所の鶴竜(左)と初場所優勝の栃ノ心
Photo By スポニチ

 大相撲の東京場所前恒例の優勝額贈呈式が12日、東京・両国国技館で行われ、平幕だった初場所で初優勝を飾った関脇・栃ノ心(30=春日野部屋)、春場所で4度目の優勝を果たした横綱・鶴竜(32=井筒部屋)が参加した。

 栃ノ心は「1月場所を思い出した。うれしい。(優勝は)夢だったから」と改めて初優勝の余韻に浸った。優勝額の写真は、母国ジョージアの国旗がデザインされた化粧まわしをつけたもの。写真の写り具合を聞かれると「いいんじゃないか」とニンマリ。これまで優勝額を目の当たりにすることはなかっただけに「思っていたよりデカい」と驚き、「気合が入る」と力を込めた。

 自身初の連覇を狙う鶴竜は「あらためて実感が湧いた。あしたから(夏場所が)始まるが、身が引き締まる思い」と話した。春場所は初日から1人横綱だったが、重圧をはねのけて優勝。今場所は稀勢の里の休場により、またしても横綱そろい踏みはならなかった。「それに関しては心が揺れることはない。一番一番自分の相撲に集中していく」と平常心を強調していた。

続きを表示

2018年5月12日のニュース