ウォーターボーイ佐藤陽太郎 チームのTRに登場 女子に交じって泳ぎ「1年で成長したかな」

[ 2018年4月27日 20:34 ]

<アーティスティックスイミング日本選手権>唯一の男子選手として演技するジョイフルアスレティッククラブ・佐藤陽太郎(左から2人目)
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 アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミングから改称)の日本選手権が27日、東京・辰巳国際水泳場で開幕した。昨年史上初の男子選手として話題を集めたジョイフルAC所属の中学2年生、佐藤陽太郎(13)はチームのテクニカル・ルーティン(TR)に登場した。

 昨年出場したのはフリーコンビネーションだったが、今回は規定要素を正確に実施しなければならないテクニカルルーティン。女子に交じって泳ぎ終えると、「疲れました。コンビネーションは休めたけれど、今回は決められた要素があるし、みんなと違う動きをしたら減点される。休まず泳ぎきれるようになって、1年で成長したかな」と笑顔を見せた。

 1年前はぽっちゃり体型だったが、身長が5センチ伸びて1メートル63となり、スリムな体型に変身。少し大人になったウォーターボーイには世界選手権の種目にある混合デュエット挑戦の期待も高まるが、「今はやりたくないです。チームの方がいろんなことができるので楽しい」と態度を保留した。

 成績は72・0427点で、13チーム中13位だった。 

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2018年4月27日のニュース