高木美帆 今後の目標聞かれ「新しい向き合い方でスケートを続けていきたい」

[ 2018年4月27日 20:05 ]

小学生向けのトークイベントを行ったスピードスケート女子の高木美帆
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 平昌五輪で金を含む3個のメダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆(23=日体大助手)が27日、都内で小学生を対象にしたトークイベントを行い、自身の今後について「新しい向き合い方でスケートを続けていきたい」と語った。

 この日は「夢」などをテーマに69組138人の親子に向けて「継続するということが大切。ちょっと触れただけでは見つけられないものや、感じられないことはたくさんある。辛いことも大変なこともあるが、簡単には手放してほしくない」と根気よく物事に取り組む必要性を説いた。

 質問コーナーでは参加児童がリラックス法は?はまっていることは?などと積極的に投げかけた。最後の質問は「次のオリンピックの目標はなんですか」。高木は「最後らしい質問が来た」と面食らいつつも「平昌へ向け全力で走ってきて、終わってすぐ次という気持ちがわいてこないくらい4年間頑張った。他の取材でも4年後の目標があるとは言えてないのが素直なところ。新しい向き合い方でスケートを続けていきたい。今以上の高みに行きたいとは思っています」と真しに答えた。

 平昌五輪後、さまざまな祝賀会やイベントなどを通して「いろんな人に支えられた結果」と改めてナショナルチームへの感謝の念がわいてきたという高木。今後について詳細は語らなかったが「進化の可能性のあるチームを良いものにしていかないといけない責任があると最近感じてきた」とチームを引っ張る自覚を示した。

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2018年4月27日のニュース