羽生「5回転練習したい」来季は4回転半挑戦、人類初の偉業へ

[ 2018年4月27日 05:30 ]

日本スケート連盟の表彰式に出席した(左から)高木美帆、小平奈緒、羽生結弦(代表撮影)
Photo By 共同

 平昌五輪でフィギュアスケート男子66年ぶりの五輪2連覇を飾った羽生結弦(23=ANA)が26日、都内で行われた日本スケート連盟の表彰祝賀会に出席し、世界初の5回転ジャンプ挑戦を誓った。既に来季にも4回転半ジャンプに挑戦する意向を表明していたが、「練習でも試合でも誰も成功していない4回転半ジャンプに挑戦して、できるようになったら、5回転を練習したい」とさらなる野望を口にした。

 過去にはある学説から引用して「科学的に言うと、人間は5回転まで跳べるらしい」と話していたこともあった。5回転は国際スケート連盟(ISU)がまだ基礎点を定めていない超高難度ジャンプで、成功すればもちろん史上初となる。「まだまだ現役としてやり残したことがある。スケートを極めたいし、成長したいし、突き詰めたい」とどこまでも貪欲だった。この日は日本スケート連盟から最優秀選手に当たるJOC杯を受賞した。

 ≪超衝撃の告白!自転車乗れない≫表彰式ではメダリストらによるトークショーが行われた。スピードの練習で使われる自転車型トレーニング器具の話題が熱を帯びたが、羽生は「僕自身、(通常の)自転車に乗れない」と驚きの告白をした。スピードスケートの菊池彩花さんからは羽生に対し「(出席者全員に)あだ名をつけてほしい」とリクエスト。五輪2連覇の王者は笑みを浮かべ、一人一人のニックネームを披露する一幕もあった。

続きを表示

2018年4月27日のニュース