内村 全日本V11へ淡々と美しく「ロボットみたいな感じで」

[ 2018年4月27日 05:30 ]

体操の全日本選手権を前に調整する内村
Photo By 共同

 体操の個人総合で争う全日本選手権は27日に東京体育館で開幕する。11連覇を狙う内村航平(29=リンガーハット)は26日に会場で会見。昨秋の世界選手権は左足首を痛めて途中棄権した。3月の種目別W杯(ドーハ)で復帰も、出場全4種目で予選落ち。肉体的な衰えも感じる中、17年世界選手権に42歳で出場したチュソビチナ(ウズベキスタン)の「気持ちさえ保っていれば何歳でもできる」という言葉に共感。「ロボットみたいな感じで、感情をなくして練習することでしか、衰えや難しいと思っている部分を解消できない」という境地に至った。

 個人総合の世界選手権(10〜11月、ドーハ)代表は27、29日の全日本2日間と5月のNHK杯を合計した上位2人。「心も体もロボットみたいにならないと、この先やっていけない」。淡々と美しく、演技を重ねる。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月27日のニュース