バックスがホームでセルティクスを撃破 3勝3敗のタイ アデトクンボが活躍

[ 2018年4月27日 13:50 ]

31得点を挙げたバックスのアデトクンボ(AP)
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 NBAは26日にプレーオフ1回戦の1試合をミルウォーキーで行い、東地区全体7位のバックスが97―86(前半48―39)で2位のセルティクスを下して3勝3敗。このシリーズは第6戦まですべてホームチームが勝利を収め、勝負は28日にボストンで行われる最終第7戦に持ち込まれた。

 ビル・クリントン元米大統領(71)が観戦する中でバックスは奮起。2メートル11ながらガードの役目もこなすヤニス・アデトクンボ(23)は超ロング・ストライドを生かしたステップでセルティクスのディフェンスを翻ろうした。31得点と14リバウンドをマークするなど大活躍。一時2点差まで詰め寄られた第4Qでも12得点を稼いでチームの勝利に貢献した。

 セルティクスはドラフト全体3番目に指名された新人のジェイソン・テータム(20)が22得点をマークしたが、チームの3点シュート成功率はこのシリーズで最低の27・8%(36本中成功10本)にまで低下。第2戦で30得点、第4戦で34得点を記録したジェイレン・ブラウン(21)は40分出場したものの14得点止まりだった。

 バックスは2001年の東地区準決勝でホーネッツを4勝3敗で退けて以来、プレーオフでのシリーズ制覇はなく、17年のブランクは目下リーグの最長期間。敵地での最終戦を制すれば久々の勝利となる。

 ただしプレーオフでの第7戦の成績は、セルティクスの22勝8敗に対して、バックスは2勝7敗。長いトンネルから脱出するには不吉なデータをどう払しょくするかにかかっている。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=セルティクス(37・0%)、バックス(50・7%)

 ▼3点シュート成功率=セルティクス(27・8%)、バックス(30・8%)

 ▼FT成功率=セルティクス(84・2%)、バックス(61・9%)

 ▼リバウンド=セルティクス(39)、バックス(48)

 ▼アシスト=セルティクス(18)、バックス(19)

 ▼ターンオーバー=セルティクス(9)、バックス(11)

 ▼速攻ポイント=セルティクス(4)、バックス(25)

 ▼ペイント内ポイント=セルティクス(36)、バックス(50)

 ▼ベンチスコア=セルティクス(20)、バックス(21)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=テータム(セルティクス=22)、アデトクンボ(バックス=31)

 ▼チーム最多リバウンド=ホーフォード(セルティクス=10)、アデトクンボ(バックス=14)

 ▼チーム最多アシスト=ロジアー(セルティクス=5)、デラベドーバ(バックス=6)

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