バスケ男子のホープ　１５歳の田中力が米国に留学

　バスケットボール男子で、神奈川・坂本中３年時の昨年１０月に史上最年少の１５歳５カ月で日本代表候補に選ばれた田中力が２７日、８月から米フロリダ州のＩＭＧアカデミーに留学することを明らかにした。横浜市の横浜文化体育館で行われたＢリーグの横浜―名古屋Ｄのハーフタイムでファンに報告した。

　８月中旬に渡米する予定。「夢である（米プロの）ＮＢＡに近づけるように、東京五輪では日本を背負える選手になれるように成長してくる」と宣言した。身長１８４センチ、体重７２キロの田中は今後、ポイントガードに専念するという。

　ＩＭＧアカデミーには学校と寮が併設されており、テニス男子の錦織圭（日清食品）も留学した。バスケットボールだけでなくテニスやゴルフなど多くの競技で、世界中から集まった有望なアスリートを育成している。