稀勢の里 7場所ぶり出場へ「思うように体も動かせました」

[ 2018年4月27日 16:40 ]

横綱土俵入りへ向かう稀勢の里(中央)
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 大相撲の春巡業は27日、埼玉県越谷市で最終日を迎え、左胸などの負傷などで6場所連続休場中の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が明るい表情で振り返った。12日からの合流後は日ごとに良くなっているといい、「思うように体も動かせましたし、非常に良かった」と手応えを感じている。

 春巡業では、十両の明生や幕内・竜電らを指名して胸を貸した。自らが稽古の様子を見て調子が良さそうな相手を選び「(相手が)全力を出し切ってくれるからこそ、自分がわかることもある」と充実感を漂わせる。地元・茨城の巡業で浴びた大きな声援もパワーになっている。「中途半端な状態の出場が続いていた。万全にして臨みたい」。「万全に」という言葉を繰り返し、復活へ意気込んでいた。

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2018年4月27日のニュース