今井氏の現在籍チーム 協会などから金銭問題の説明ないため「きちんとした反論や説明をすることは困難」

[ 2018年4月27日 16:58 ]

今井彰宏氏
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 バドミントンチームの岐阜トリッキーパンダース(アメリカンベイプバドミントンチーム)は27日、フェイスブック(FB)を更新し、再春館製薬所の元監督で現在、同チームのスタッフの今井彰宏氏(48)の金銭問題に関しての説明を控えている理由を明らかにした。今井氏は昨年1月、所属選手が国際大会で獲得した賞金を当該選手に渡さなかったとして、再春館製薬所の社内処分で監督を解任されたとされる。

 岐阜トリッキーパンダースはこの金銭問題について、FBで「今井がいかなる行為でどのような倫理規定違反を問われているのか、再春館製薬所やバドミントン協会から、未だ今井には明らかにされていません。そのため、現時点では、きちんとした反論や説明をすることは困難です」と説明。日本バドミントン協会に再春館製薬所から提出された書面や裏付け資料、熊本県バドミントン協会に再春館製薬所から提出された関係資料などの交付を求めた、としている。

 同チームによれば、熊本を拠点としている再春館製薬所から退団が発表されている今井莉子(19)、吉冨桂子コーチの岐阜県協会への転籍手続きの際に、熊本県協会とトラブルになったという。FBでは「熊本県バドミントン協会の恫喝・強迫行為は、今井莉子選手・吉冨コーチの岐阜県への移動手続きをするため問い合わせた際に、それを認めないしその手続きをしないとの嫌がらせを受け、その時点では移籍も決まっていなく全く関係のなかった福島・広田の移籍の件について通常では考えられない興奮度合いで恫喝・強迫されたものです」(原文まま)と主張している。

 昨年の世界選手権女子ダブルス銀メダルの福島由紀(24)、広田彩花(23)組は、再春館製薬所に退職届を提出し、今井氏が在籍している岐阜トリッキーパンダースに移る意向を示している。

 再春館製薬所は現在、家族から2人を慰留する声があるとして、4月末まで退社の手続きを保留している状態。岐阜トリッキーパンダースを持つ株式会社サムライジャパンは、ホームページ上で既に2人の加入を発表しており、両社の間で何らかのトラブルが発生しているとみられる。

 福島は熊本県八代市、広田は同県和水町の出身で、ともに高校卒業後はルネサス(熊本市)に所属。15年に再春館製薬所がチームを引き継いだ以降も主力ダブルスとして国内リーグ優勝などに貢献。2017年に世界を転戦する日本A代表に入り、昨年は世界選手権とともにスーパーシリーズファイナルでも準優勝し、2020年東京五輪のメダル候補として期待されていた。しかし、今年2月に今井氏が再春館製薬所を退社し、岐阜トリッキーパンダースのスタッフになることが決まると、2人も追随する形で退社届を提出した。

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