76ersが7連勝 期待の新人フルツが5カ月ぶりに戦列復帰

[ 2018年3月27日 15:40 ]

復帰戦で10得点を挙げた76ersの新人フルツ(AP)
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 NBAは26日に各地で5試合を行い、東地区全体4位まで浮上してきた76ersは地元フィラデルフィアでナゲッツを123―104(前半51―59)で下して43勝30敗。球宴に出場したセンターのジョエル・エンビード(24)が20得点と13リバウンドを稼ぎ、今季の新人王が濃厚となっている2メートル8のポイントガード、ベン・シモンズ(21)も7得点、13リバウンド、11アシストをマークしてチームを引っ張った。

 ドラフト全体トップで指名されながら肩を痛めて離脱していたガードのマーケル・フルツ(19)は昨年10月23日以来、約5カ月ぶりの出場。プロ通算5戦目で14分出場し、10得点と4リバウンド、8アシストを記録してようやく存在感をアピールした。

 西地区全体9位のナゲッツは3連勝を逃して40勝34敗。同8位のティンバーウルブスとは1・5ゲーム差で、あと2試合直接対決(4月5日と11日)を残しているだけに、プレーオフ最後の“切符”を巡る戦いが注目されるところだ。

 西地区全体11位のレイカーズは敵地デトロイトでピストンズに106―111(前半55―53)で敗れて32勝41敗。ドラフト全体2番目に指名されたガードのロンゾ・ボール(20)が15得点、8リバウンド、11アシストを記録したが、9試合を残した段階でプレーオフ出場の可能性が消滅した。

 レイカーズがポストシーズンから除外されるのは5季連続で、チーム・ワースト記録を今季も更新。リーグ最多のファイナル出場回数(31)を誇る名門チームの“再興”はまたしてもおあずけとなった。

 東地区全体9位のピストンズは34勝40敗。ここ5戦で4勝目を挙げ、同8位ヒートとは5ゲーム差となった。

 <その他の結果>

*ホーネッツ(34勝41敗)137―128(延長)ニックス(27勝48敗)

セルティクス(51勝23敗)102―94*サンズ(19勝56敗)

グリズリーズ(20勝54敗)101―93*ティンバーウルブス(42勝33敗)

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