錦織 デルポトロに完敗、ミス連発…「試合にならなかった」

[ 2018年3月27日 05:30 ]

テニス マイアミ・オープン男子シングルス3回戦 ( 2018年3月25日    米フロリダ州マイアミ )

マイアミOP男子シングルス3回戦で敗れ、引き揚げる錦織
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 第26シードの錦織圭(28=日清食品)は第5シードのフアンマルティン・デルポトロ(29=アルゼンチン)に2―6、2―6で敗れた。体調不良で直前の大会を欠場し、約1カ月ぶりのツアー出場だった錦織は相手のショットに押され、ミスも目立った。4月からはクレーコートの大会が続き、錦織はマスターズ・モンテカルロ大会(15日開幕)に出場を予定している。

 右手首の故障から1月に復帰した錦織は体調不良も長引いて調子が戻らず、好結果を残せずに春のハードコートの戦いを終えた。わずか1時間13分で決着する完敗。「いいプレーもあるが、持続しない。最悪ではないがもう少しのところにいると感じる」ともどかしさをあらわにした。

 直前のツアーで優勝した絶好調のデルポトロのサーブとフォアの強打を正面から受けた。序盤こそ互角に渡り合ったが、2―2から一気に4ゲームを失う。第2セットはショットが浅くなってミスを連発し「試合にならなかった」と肩を落とした。4月から戦いはクレーコートに移る。「クレーではスピンもかけて手首に負担がかかるので心配な面もあるが、体を鍛えて頑張りたい」。完全復調へ向けて我慢の時が続く。

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