NBAのマイナーリーグで選手が死亡 試合中の悲劇に衝撃走る!

[ 2018年3月27日 12:55 ]

死亡したGリーグ所属のジーク・アップショー(AP)
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 NBAの下部組織「Gリーグ(全26チーム)」に所属しているグランドラピッズ・ドライブのフォワード、ジーク・アップショーが26日、ミシガン州グランドラピッズの病院で死去。26歳だった。

 アップショーは24日に地元グランドラピッズで行われたロングアイランド・ネッツとのレギュラーシーズン最終戦に出場。11得点を挙げて101―99での勝利に貢献したが、終了直前にコートに倒れ、まったく動かなくなった。心臓発作を引き起こしたと見られており、母ジュエルさんらに看取られながら26日に息を引き取った。

 アップショーは1メートル98のフォワードで、イリノイ州立大に3年、ホフストラ大(ニューヨーク州)に1年在籍したあとGリーグ入り。2年目となった今シーズンは41試合に出場して8・5得点、2・3リバウンドをマークし、3点シュートの成功率は40・8%を記録していた。

 米バスケ界では心臓発作による現役選手の死去があとを絶たない。1990年3月4日にはロヨラ・メリマウント大(カリフォルニア州)の中心選手で、当時の全米大学得点部門とリバウンド部門でともに1位だったハンク・ギャザーズが、テレビ中継されていたカリフォルニア大サンタバーバラ戦の試合途中に倒れ、心筋梗塞で急死。まだ23歳だった。

 さらに1993年7月27日にはNBAセルティクスの主力フォワード、レジー・ルイス(当時27歳)がオフシーズンの練習中に心臓発作を引き起こして死亡。選手の健康管理の重要性が各方面で論じられた。

 北米のプロバスケの現役選手が心臓発作で死亡したのは、2011年3月11日、プエルトリコで27歳の若さで急死したロバート・テイラー(米国=元NBAバックスほか)以来、7年ぶり。母ジュエルさんはチームとファンに感謝の意を伝える声明を出したが、コート上で起こった悲劇は全米に衝撃を与えた。

 AP通信によれば、この日試合を行ったNBAピストンズのセンター、アンドレ・ドラモンド(24)は「真のプレーヤーを1人失った。悲劇的な損失だ。ご遺族に心からお悔やみを申し上げる」とツイート。76ersの新人ベン・シモンズ(21)をはじめ、多くの選手がシューズにアップショーへの追悼メッセ―ジを記して試合に臨む1日となった。

 なおGリーグで初のプレーオフ出場を決めていたドライブの初戦(対ラプターズ905)は28日に予定されていたが30日に延期された。

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