宮原、坂本、宇野らが調整 24日から四大陸フィギュア

[ 2018年1月22日 20:28 ]

公式練習で調整する宇野昌磨
Photo By 共同

 欧州以外の国・地域が参加して24日に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権は22日、台北で公式練習が始まり、平昌冬季五輪代表で女子の宮原知子(関大)坂本花織(シスメックス)や男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが本番リンクで滑り、氷の感触や状態を確かめた。

 五輪前最後の実戦。2016年大会覇者の宮原は2連続3回転ジャンプを繰り返し跳び「少しずつ調子は上がっている。試合勘を確かめたい」と意気込んだ。坂本は得意のジャンプでミスが目立ち「本番までにリンクの感覚に慣れていきたい」と話した。前回大会女王の三原舞依(シスメックス)も調整した。

 宇野はフリップやループ、トーループの4回転ジャンプを成功させた一方で、フリーの音楽を流した練習では演技後半のジャンプでミスが続き「体力的にきつかったが、氷の問題。慣れていけばきつくなくなっていく」と語った。14年大会王者の無良崇人(洋菓子のヒロタ)も練習した。

 五輪出場が決まった北朝鮮ペアのリョム・テオク、キム・ジュシク組は韓国ペアとともに汗を流した。

 24日に女子SP、25日に男子SPが行われる。

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2018年1月22日のニュース