大砂嵐の休場を発表 無免許で追突事故の疑い

[ 2018年1月22日 11:54 ]

報道陣の前で唇をかみ締めうつむく大砂嵐
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 日本相撲協会は初場所9日目の22日、自動車を運転中に追突事故を起こした疑いがある十両・大砂嵐(25=大嶽部屋)の休場を発表した。大砂嵐の現在の番付は西十両8枚目。初場所は8日目まで1勝7敗だった。

 1月初めに長野県内で発生した追突事故について、大砂嵐が無免許運転していた疑いがあり、県警が道交法違反の疑いで捜査している。日本相撲協会によると、本人は運転していたことを否定。相撲協会は内規で現役力士の運転を禁じている。大砂嵐は協会や部屋に事故を報告していなかった。

 春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)によると、車には大砂嵐と妻が乗っており、本人は「自分は運転しておらず、妻が運転していた」と主張。長野にはエジプト人の妻に雪山を見せるため観光目的で訪れたという。自身が捜査対象となっていることについては「事故を起こした直後、妻が妊娠中だったため(警察の聴取から)かばおうと、自分が運転席に座ったため」と説明している。

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2018年1月22日のニュース