小平 日本勢最高2位「収穫いっぱい」、1Wなじんで手応え

[ 2018年1月22日 05:30 ]

男子ゴルフツアー SMBCシンガポール・オープン最終日 ( 2018年1月21日    シンガポール セントーサ・ゴルフクラブ=7398ヤード、パー71 )

シンガポール・オープン最終日、ホールアウトする小平(左から2人目)。通算9アンダーで2位
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 第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、小平智(28=Admiral)が第3ラウンドを66、最終ラウンドを71で回り日本勢最高の2位に入った。稲森佑貴(23=フリー)が12位、石川遼(26=CASIO)は16位。賞金王の宮里優作(37=フリー)は40位。昨年のマスターズ・トーナメント覇者セルヒオ・ガルシア(38=スペイン)が通算14アンダーで2位に5打差をつけて圧勝した。

 最終18番パー5。小平は2打目でグリーンを捉えると、15メートルのイーグルパットを50センチに寄せてバーディーで締めくくり日本勢最高の2位に食い込んだ。

 この日は第3ラウンドの13番から再開し6ホールで3バーディーを奪い66。最終ラウンドはパープレーだったが、4位から順位を上げて開幕戦を終えた。

 ガルシアに5打差をつけられ悔しさもあるが「世界基準の大会で上位に入れたのはうれしい。収穫がいっぱいあった1週間だった」と満足感をにじませた。昨秋壊れた1Wの代わりのクラブがやっと手になじんだ。「ドライバーを自信を持って打てている。(疑念が)確信に変わった。これだったらやれる」と手応えを口にした。

 3月末の世界ランキングで50位以内に入れば、昨年末の時点で僅差で逃したマスターズ出場権を獲得できる。今大会の結果で現在の52位から50位以内に浮上する見通し。「マスターズに出られるチャンスはまだある。毎試合優勝する気持ちで一打も無駄にせずやっていきたい」。次戦はレオパレス21ミャンマー・オープン(25日開幕、ミャンマー)に出場する。

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2018年1月22日のニュース