佳純 2年ぶり女王ならず、美誠に苦杯も前向いた「まだまだ」

[ 2018年1月22日 05:30 ]

卓球全日本選手権最終日   女子シングルス準決勝 石川1―4伊藤 ( 2018年1月21日    東京体育館 )

卓球全日本選手権女子シングルスの表彰式を終えメダルを見つめる(左から)平野、伊藤、石川
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 2年ぶり5度目の優勝を目指した石川佳純(24=全農)は準決勝で伊藤に敗れ、女王奪冠はならなかった。

 第1ゲームを先取も「思ったより簡単に取れて守りに入ってしまった。もっと競ると思っていた」。以降は防戦一方。鋭い攻撃に対応できず「凡ミスが減ったし、コース取りも前と全然変わった。スマッシュが凄く良かった」と17歳の進化に悲鳴を上げた。

 昨年は決勝戦で平野に敗れており2年続けて若手に苦杯を喫し「レベルが高くなっていて、勝っても紙一重の差だったりする」と危機感もあらわにした。ただし、世代交代はまだ早い。「誰と対戦しても勝てるか分からないのは自分にもいいこと。まだまだレベルアップはできる」と前を向いた。

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2018年1月22日のニュース