埼玉 3年ぶりV、設楽悠が最終区逆転 都道府県対抗男子駅伝

[ 2018年1月22日 05:30 ]

全国都道府県対抗男子駅伝 7区で逆転し、指を突き上げゴールする埼玉のアンカー・設楽悠
Photo By 共同

 第23回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、埼玉が2時間19分10秒で3年ぶり2度目の優勝を果たした。2番手グループにつけていた埼玉は、4位でたすきを受けた最終7区の設楽悠(ホンダ)が2・4キロすぎで長野を抜いてトップに立ち、区間1位の快走でそのまま逃げ切った。2連覇を狙った長野は46秒差で2位、3位は千葉で過去最高の5位を更新した。

 想定以上の快勝だった。埼玉は勝利の条件に、アンカー設楽悠にトップと50秒差以内でたすきをつなぐことを掲げていたが、それを大幅に上回る13秒差で最終区へ。設楽悠が期待通りの走りで悠々と逆転劇を演じ、3年ぶりに頂点を奪還した。「6区までの選手が、1秒を大切にして僕のところまでつないでくれた。前半からリラックスして走ることができた。トップでゴールテープを切ることが僕の役割だった」と笑顔を見せた。

続きを表示

2018年1月22日のニュース