美宇完敗 連覇逃す「強くなっていた」、“ハリケーン”復活誓う

[ 2018年1月22日 05:30 ]

卓球全日本選手権最終日   女子シングルス決勝 平野1―4伊藤 ( 2018年1月21日    東京体育館 )

卓球全日本選手権女子シングルス決勝、平野(左)を終始圧倒し初優勝した伊藤
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 連覇を目指す女王として決勝の舞台に臨んだ平野だったが、2年前に準決勝でストレート勝ちした伊藤にリベンジを許した。「サーブ、レシーブで負けた。強くなっていて対応できなかった」と完敗を認めた。

 大会前からプレーに違和感を感じていた。年末に地元・山梨に帰省した際、普段はあまり泣き言を言わない平野が「どうすればいいんだろう」と家族に心情を吐露した。母親の真理子さんは「必死に頑張る選手を見て何かを感じ取ってほしかった」と箱根駅伝を共に観戦するなどして悩める娘を支えた。

 準決勝では今大会3試合目となるフルゲームを制する粘りを見せたが、思い描く以上に周囲の成長度合いが加速していた。「もっと進化しないといけない」と“ハリケーン”復活を誓った。

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