またまた角界不祥事 連日満員初場所に衝撃、再び対応後手に…

[ 2018年1月22日 08:45 ]

大砂嵐 追突事故

報道陣の前で唇をかみ締めうつむく大砂嵐
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 角界の不祥事が止まらない。元横綱・日馬富士の傷害事件、立行司の式守伊之助によるセクハラ問題に続き、十両の大砂嵐が現役力士に禁じられている自動車運転の末、長野県内で追突事故を起こしていた疑惑が21日発覚。前半戦は全て満員札止めに沸く初場所期間中に衝撃が走った。

 元横綱の問題はスポニチ本紙の報道で事実が発覚。対応の遅れが批判された日本相撲協会は、行司セクハラ問題では迅速に事実を公表。短期間で処分を決めるなど“体質改善”も見られた。しかし今回は再びメディアの報道が先行し、対応が後手に回ることになった。

 日本相撲協会のある東京都墨田区の両国国技館は21日、深夜まで緊迫感に包まれた。八角理事長(元横綱・北勝海)ら幹部は初場所8日目の取組終了後も協会に残り、対応を緊急協議。大砂嵐と師匠の大嶽親方(元十両・大竜)を呼んで事情聴取も行った。

 外出先から急きょ国技館へ戻ってくる執行部の親方も相次いだ。殺到する報道陣に対し、春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)は厳しい表情だった。

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