池坊保子氏が前言撤回 再びメディア取材に応じる 大砂嵐問題「自己責任」

[ 2018年1月22日 14:35 ]

日本相撲協会評議員会の池坊議長
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 メディア取材に応じない意向を示していた日本相撲協会の評議員会・池坊保子議長(75)が前言を撤回し、22日放送のフジテレビ「直撃LIVEグッディ!」(月〜金曜後1・45)の電話取材に応じた。十両の大砂嵐(25=大嶽部屋)が現役力士に禁じられている自動車運転の末、長野県内で追突事故を起こしていた疑惑について「本人の責任だと思います」などと語った。

 「そこまでね、部屋の親方がいけないんだって言われると、部屋の親方になる人がいなくなっちゃうかもしれません。いい大人なんですから、社会人として、やっぱりそれは自己責任だと思います」

 池坊氏は今月12日放送の同番組にVTR出演。元横綱・日馬富士の傷害事件を端緒とする貴乃花親方(45)の理事解任劇をめぐり「礼を欠いている」と発言し、自身も猛バッシングにさらされ「とても傷ついた」と説明。「家族にも迷惑をかけるので、テレビに出るのは本当に最後」とし、携帯電話の番号も変えたと明かしていた。

 今月初めに長野県内で発生した追突事故について、大砂嵐が無免許運転していた疑いがあり、県警が道交法違反の疑いで捜査している。日本相撲協会によると、本人は運転していたことを否定。相撲協会は内規で現役力士の運転を禁じている。大砂嵐は協会や部屋に事故を報告していなかった。

 日本相撲協会は初場所9日目の22日、大砂嵐の休場を発表。現在の番付は西十両8枚目。初場所は8日目まで1勝7敗だった。

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2018年1月22日のニュース