五輪男子アイスホッケー・チームのジョハンソンGMが急死 代表に衝撃走る

[ 2018年1月22日 14:30 ]

21日に急死した米男子アイスホッケー・チームののジョハンソンGM(AP)
Photo By AP

 平昌五輪に出場するアイスホッケー男子の米国代表に衝撃が走った。五輪開幕まであと19日と迫った21日、チーム編成に尽力していたジム・ジョハンソンGM(53歳)が、コロラドスプリングス(コロラド州)の自宅で睡眠中に死亡したもので、五輪関係者が対応に追われる緊急事態となった。

 元NHLの選手でもあったジョハンソン氏は長年にわたって米国アイスホッケー連盟の理事を務め、NHL選手が不参加となった今五輪では、大学生や欧州などでプレーしている米国籍の選手をスカウトして、代表チーム(25人)の編成に尽力していた。

 今後は故障者の代替選手などを決める必要があるが後任人事は未定。米国はアマチュア選手だけだった1980年のレークプラシッド五輪の決勝で強豪だった旧ソ連を4―3で下して優勝し、当時は“氷上の奇跡(ミラクル・オン・アイス)”として世界的な注目を集めた。

続きを表示

2018年1月22日のニュース