中田ジャパン、フルセットも米に14連敗 最終戦は女王中国と

[ 2017年9月10日 05:30 ]

バレーボール ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第4日   日本2―3米国 ( 2017年9月9日    愛知・日本ガイシホール )

日本―米国 第1セット、ブロックする冨永(左)と奥村
Photo By 共同

 世界ランク6位の日本は同2位の米国に2―3で逆転負けを喫した。通算2勝2敗で順位は4位に下がった。最終セットは鍋谷友理枝(23=デンソー)のスパイクなどで得点を重ねたが、最後は地力で勝る米国に押し切られた。中国はロシアに勝ち、4連勝。ロシアは1勝3敗。ブラジルは韓国に3―0で勝って2勝2敗。韓国は4連敗となった。日本は10日、メダル獲得を懸けて中国と対戦する。

 今季フルセットは7戦負けなしと絶対の自信を持って第5セットに臨んだが、世界ランク2位の意地が勝り、13年の日米親善試合の敗戦から数えて14連敗目を喫した。10日の最終戦では、リオ五輪金メダルで世界ランク1位の女王・中国とメダルを懸けて戦う。「世界と戦うには何が必要なのかを、実際にあの緊張感の中で一つでも多く学んでもらいたい」という中田監督の思いも胸に、今大会を締めくくる重要な一戦に臨む。

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2017年9月10日のニュース