日馬富士“1人横綱の意地”3横綱休場の秋場所で白星スタート

[ 2017年9月10日 18:00 ]

大相撲秋場所初日 ( 2017年9月10日    両国国技館 )

栃煌山を上手投げで破る日馬富士(左)
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 大相撲秋場所初日が10日、両国国技館で行われ、休場する白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱不在の中、初めて1人横綱として臨む日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)が結びの一番で小結・栃煌山を上手投げで破り白星スタートを切った。

 大関陣は初優勝を目指す高安が前頭・栃ノ心を押し出しで破り白星を挙げたが。カド番の照ノ富士は北勝富士に引き落としで敗れ、豪栄道も琴奨菊に押し出しで敗れ、初日に土がついた。

 日本相撲協会はこの日、休場力士の診断書を公表。白鵬については「左大腿四頭筋腱炎、左足関節ATF損傷で約3週間の投薬リハビリテーション加療を要する見込み」と説明した。白鵬は7月の名古屋場所で通算39度目の優勝を果たしたが、左膝の痛みを訴えて夏巡業を途中離脱するなどしていた。

 3場所連続休場となった稀勢の里は「左上腕筋損傷、左大胸筋損傷」、3場所連続で今年4度目の休場となった鶴竜は「右足関節離断性骨軟骨炎、前距腓靱帯損傷」と診断結果を発表した。

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