ギリシャが優勝候補のリトアニアを撃破して8強進出 男子バスケ欧州選手権・決勝T

[ 2017年9月10日 15:03 ]

リトアニアを下して歓喜するギリシャの選手たち (AP)
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 男子バスケの欧州選手権(ユーロバスケ2017)は9日にトルコのイスタンブールでノックアウト・ステージ(決勝トーナメント)の1回戦4試合を行い、ギリシャ(A組4位)が77―64(前半37―30)で2大会連続で2位となっているリトアニア(B組1位)を撃破して準々決勝に進出。ガードのコスタス・スロウカス(27歳=フェネルバチェ)がチーム最多の21得点を挙げ、欧州選手権では1997年以来、10大会ぶりにリトアニアから白星をもぎとった。リトアニアはニックスのフォワード、ミンダウガス・クズミンスカス(27歳)が20得点を稼いだものの苦杯。欧州選手権でベスト8に残れなかったのは4大会ぶりとなった。

 ドイツ(B組2位)は84―81(前半34―40)でフランス(A組3位)に競り勝って8強進出。セルティクスに加入したフォワードのダニエル・タイス(25歳)が22得点、ホークスの主戦ガード、デニス・シュルーダー(23歳)が21得点と8アシストをマークして勝利に貢献した。

 予選リーグを5戦全勝で突破したスロベニア(A組1位)は79―55(前半42―27)でウクライナ(B組4位)に快勝。今大会で好調だったヒートのゴラン・ドラギッチ(31歳)は5得点に終わったが、ルカ・ドンチッチ(18歳)が14得点、10リバウンド、6アシスト、アンソニー・ランドルフ(28歳)が21得点を稼ぐなど、ともにレアル・マドリードに所属する2人が踏ん張って準々決勝に勝ち上がった。

 イタリア(B組3位)は22得点を記録したホークスのマルコ・ベリネリ(31歳)の活躍でフィンランド(A組2位)に70―57(前半48―29)で勝って1回戦を突破。フィンランドの快進撃を支えてきたブルズの新人センター、ラウリ・マーカネン(20歳)は4得点にとどまった。

 なお1回戦の残り4試合は10日に行われ、今大会のベスト8が決まる。

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2017年9月10日のニュース