LS北見 平昌五輪王手!サード吉田知が好ショット連発

[ 2017年9月10日 05:30 ]

カーリング平昌五輪女子代表決定戦第2日 ( 2017年9月9日    北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール )

中部電力―LS北見 第3エンド、ショットを放つLS北見・吉田知。左は吉田夕、右は鈴木
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 LS北見が初の五輪出場に王手をかけた。中部電力に第2戦は5―7で敗れたが、第3戦は8―3で快勝し通算2勝1敗に。サード吉田知那美(26)が、好ショットでLS北見をけん引。3勝した方が代表に決定。最終日は10日に行われる。

 サード吉田知の活躍で、LS北見が夢舞台へあと1勝とした。第3戦で2度のダブルテークアウトを見せるなど、好プレーを披露。「何百、何千回と練習してきたショット。ここで見せなかったらという気持ち」と笑みがはじけた。

 今大会の出場選手中、ただ一人、14年ソチ五輪を知る。北海道銀行の一員として夢舞台に立った26歳だが戦力外に近い形で14年3月に同社を退社。3カ月後にLS北見に加入し、「カーリングができなくなるかもしれない状況もあったのであの時に比べたら今、最高!」と重圧のかかる舞台も楽しんでいる。「心強いサード。カーリングがチームスポーツで良かったと思えた一日」とスキップの藤沢。一丸で夢切符を手に入れる。

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2017年9月10日のニュース