高藤直寿、渡名喜風南が優勝 近藤は銅メダル 世界柔道開幕

[ 2017年8月29日 00:44 ]

 柔道の世界選手権は28日、ブダペストで開幕し、男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が3大会ぶり2度目の優勝を果たした。女子48キロ級で初出場の渡名喜風南(帝京大)も金メダルを獲得し、同級の近藤亜美(三井住友海上)は銅メダルだった。

 リオデジャネイロ五輪銅メダルの高藤は準決勝でパベル・ペトリコフ(チェコ)を下し、決勝はオルカン・サファロフ(アゼルバイジャン)に大内刈りで一本勝ちした。

 渡名喜は準決勝でリオ五輪3位のオトゴンツェツェグ・ガルバドラフ(カザフスタン)を延長で倒し、決勝はムンフバット・ウランツェツェグ(モンゴル)に優勢勝ちした。

 リオ五輪銅メダルの近藤は準決勝でムンフバットに屈し、3位決定戦を制した。男子60キロ級の永山竜樹(東海大)は3回戦で14年大会覇者ボルドバータル・ガンバト(モンゴル)に敗れた。

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2017年8月28日のニュース