夏巡業途中離脱の白鵬　左膝まだ不安「力が入らない」

夏巡業最終日のＫＩＴＴＥ場所で行われたトークショーに参加した白鵬（右）
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　大相撲夏巡業最終日の「ＫＩＴＴＥ場所」が東京・丸の内のＪＰタワーで行われ、横綱・白鵬がトークショーに参加した。名古屋場所前から痛めていた左膝の状態が思わしくなく、夏巡業は一時離脱するなど「まだ力が入らない」とあって、稽古場で相撲を取らずに終わった。２８日は秋場所（９月１０日初日、両国国技館）の番付発表。不安を抱えながらも「体づくりから励んで大台の４０回（の優勝）を目指したい」と話した。

　２場所連続途中休場の横綱・稀勢の里は２５日から関取衆との稽古を再開し「体をつくれた。いい稽古ができた」と振り返った。それでも最後まで取組に入れなかったように本調子ではない。秋場所に向けては「また体をつくり直す。毎日やるべきことをやっていく」と慎重姿勢だった。