宇良 豪快に2連勝 182キロの千代丸 土俵の外10メートルに送り出す

[ 2016年7月11日 16:12 ]

大相撲名古屋場所2日目

(7月11日 愛知県体育館)
 十両の宇良が2連勝。決まり手は送り出し。敗れた182キロの千代丸が土俵の外に約10メートル出されるほど豪快に決まり、観客を沸かせた。

 立ち合い、潜って相手の右足を両手で持ち上げて崩した。半身になった千代丸は、苦しまぎれの上手投げ。そこを後ろにまわって背中に付き、勢いよくドンと送り出した。真後ろから押される形になった千代丸は、勢いあまって土俵下でも止まらず、前に転がりそうになりながら、10数歩動いてから止まった。

 送り出しで勝つのは今年初場所以来で通算3度目。初日からの2連勝に「いいスタートが切れた」と話した。

 新十両の大輝も2連勝と好スタートを切った。19歳の新鋭、佐藤は千代皇に敗れ1勝1敗となった。

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2016年7月11日のニュース