ラング、プレーオフ制しメジャー初V、野村11位

[ 2016年7月11日 09:28 ]

最終ラウンド、ホールアウト後のインタビュー中に涙ぐむ渡辺彩香

 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープン選手権は10日、カリフォルニア州サンマーティンのコルデバレーGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、30歳のブリタニー・ラング(米国)が通算6アンダーの282で並んだアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)との3ホールのプレーオフを制し、メジャー初優勝を果たした。賞金81万ドル(約8180万円)を獲得。米ツアー通算2勝目。

 8位スタートの野村敏京は5バーディー、6ボギーの73と落とし、通算1アンダーで11位。20位から出た渡辺彩香は最終ホールのダブルボギーなどで76と崩れ、73で回った横峯さくらと並ぶ4オーバーの38位となった。81の原江里菜は17オーバーで69位。

 首位で出たリディア・コ(ニュージーランド)は75と振るわず通算4アンダーの3位だった。

 ▼ブリタニー・ラングの話 米国人としてジュニアのころから全米女子オープンに勝つことを夢見てきた。本当にうれしい。この1年はすごく良いプレーをしていたからいつか勝てるのではと思っていた。難しいコンディションの中で賢くプレーできた。4日間を耐え抜いたことをすごく誇りに思う。

 ▼野村敏京の話 前半は(スコアが)行ったり来たりして苦しかった。ライン読みが難しかった。最後のパットは入ったと思ったので悔しいけど、楽しかった。

 ▼渡辺彩香の話(18番で3打目を池に入れてしまい)あんなに緊張したのは、たぶん初めて。プレッシャーの中でミスしてしまうのが自分の弱いところ。また頑張ります。

 ▼横峯さくらの話 出だしの10番からパットがカップに蹴られて、悪い流れだった。最後の9番は絶対に入れたいと思った3メートルのバーディーパットが入って良かった。タフな1週間だった。

 ▼原江里菜の話 見事に、こてんぱんにやられた。(9打を要した)18番は欲が出て、フェアウエーから2度池に入れてしまった。めちゃくちゃ悔しいけれど、4日間プレーできて本当に良かった。また挑戦したい。(共同)

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