A・マリーが3年ぶり優勝 ラオニッチ初の四大大会制覇ならず

[ 2016年7月11日 01:10 ]

3年ぶり2度目の優勝を果たしたアンディ・マリー

 テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権最終日は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第2シードのアンディ・マリー(英国)が第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に6―4、7―6、7―6で勝ち、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 29歳のA・マリーは巧みなショットでリードを奪い、終始安定したプレーで主導権を渡さなかった。四大大会では2012年全米オープンを含めて3勝目で、賞金200万ポンド(約2億6000万円)を獲得した。

 25歳のラオニッチは男女を通じてカナダ初の四大大会制覇を逃した。

 ▼アンディ・マリーの話 素晴らしい瞬間だ。ウィンブルドンが最も大事な大会。厳しい負けも味わってきた。今は特別な気持ちだ。優勝トロフィーを誇りに思う。チームに感謝したい。

 ▼ミロシュ・ラオニッチの話 困難なチャレンジだった。苦痛を感じる敗北だ。またここに戻ってこられるように努力したい。次のチャンスを生かしたい。(共同)

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2016年7月11日のニュース